バーゼルに着いた日、パトロール中に見かけた『Hamlet』の文字。
滞在中に、しかも日本で見るより格段に安い。
せっかくだし観劇しちゃおー!とチケットを購入。
当日駆け込むと、劇場のドアが閉まってる。
おかしいなーやだわやだわと思い、カウンターのマダムに声をかけると
『Hamlet?…日付が来月だわ…』と。
来月の今日のチケットを間違って購入しちゃってた!NO〜
『払い戻し?それができないの』
と申し訳なさそうに同情して下さったマダム。
しょうがない、来月はいないもの。
馬鹿「あの、このチケット私からあなたにプレゼント。。
お友達にでも差し上げて下さい」
マダム『え〜!どうしましょう…うー、んー…』
と二唸りした後、なんとレジからチケット代を引っつかんで渡してくれて。
馬鹿「え、ほんとにこれはプレゼント、私が間違ったんだし」
マダム『いいの(ウィンク)、ほら、バレないうちに』
と送り出して下さったのです。
有り難いことといったら。
◉yeux scintillants
(輝く瞳)
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