2014/09/28

東洋の馬鹿と善人マダム

バーゼルに着いた日、パトロール中に見かけた『Hamlet』の文字。

滞在中に、しかも日本で見るより格段に安い。

せっかくだし観劇しちゃおー!とチケットを購入。

当日駆け込むと、劇場のドアが閉まってる。

おかしいなーやだわやだわと思い、カウンターのマダムに声をかけると

『Hamlet?…日付が来月だわ…』と。

来月の今日のチケットを間違って購入しちゃってた!NO〜

『払い戻し?それができないの』

と申し訳なさそうに同情して下さったマダム。

しょうがない、来月はいないもの。

馬鹿「あの、このチケット私からあなたにプレゼント。。

           お友達にでも差し上げて下さい」

マダム『え〜!どうしましょう…うー、んー…』

と二唸りした後、なんとレジからチケット代を引っつかんで渡してくれて。

馬鹿「え、ほんとにこれはプレゼント、私が間違ったんだし」

マダム『いいの(ウィンク)、ほら、バレないうちに』

と送り出して下さったのです。

有り難いことといったら。



◉yeux scintillants

    (輝く瞳)









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