学校が秋休みに入ったようで、
街では子供達がぴょんぴょんと飛び跳ねています。豆?
知人の方が誘ってくれた写真展オープニング、
一度アーティストトークをして頂いたのです。
まさかそのオープニングが見れるとは、嬉しい偶然。
18時のオープンと共に色んな人が出入りします。
こちらでは写真やアートの市場が開けていることもあってか
ゲストの目線に欲望(購買欲)が見え隠れ、
その少しの緊張感が新鮮だった。
個人的には写真力とは?との目線も浮かんで来たり。
その後、珍しく東京みたいに混雑したメトロでの移動中
気づいたら前に立つお姉さんの手が私のバックの中へ・・・
そう、スリ!
手を掴み上げてバックの中を調べてみたら持ってかれる前で未遂。
一緒にいたパリ在住のおふたりも
“まさかあんな通勤OL風の風貌でくるとは・・・
一緒にいたのにすまぬ!”と。
ワインを引っ掛けていたので気が緩んでいたのもあるけれど
私以前にもメトロでスリ未遂経験がありまして。
(その時は姉と怒ったら何故か返してくれた)
今回はシャンゼリゼ付近でしたが、ルーブル付近など
観光名所で日本人二人以上でいると狙われ易いみたい。
いやーむかつく。
そして全体的に冴えない自分が哀しい。哀しみのパリよ。
さて、今夜のメイン?は映画。
ここ、来てみたいところだった、
ラ・パゴド(La Pagode)。
100年程前に建設された、中国と日本の文化の混じった建物。
奥様に贈った建物だとか。わおー
内装はこんな様子。
今夜の映画は沖縄、南大東島が舞台の
今後是枝監督の作品も上映予定だとか。
行ったことのない南大東島といえば
◉角ちゃんが行った
◉
COR COR
(元OLさんががんばって作っている、無添加無着色のラム酒。
ヨーロッパにも営業にきているようで、良いものだから売れてほしい!)
というイメージ。
南大東島は東京・八丈島から移り住んだ人が多く、
琉球と関東の文化の混じった島だそうで
江戸言葉に限りなく近い方言もあったり。
そういえば、島巡りできるのって日本の面白いひとつの要素かも。
映画はちょっと泣いちゃったなー
普段ドキュメンタリーを観ることが多いのですが、
私自身高校進学のため15歳で実家を出たので重なる部分もあったり、
たった15年しか育てていない子供を送り出すってどんなだろう?
私ならできるか?とか。
子供でも大人でもない思春期の透明で荒々しくもある時の描写、
家族のこと、進学、島の生まれであるということ。
脇役の人達の演技も良かった。
仏人の方の“そこで笑うの??”っていう間など。ほんとに。
上映後、パリ沖縄県人会の方が感想を述べるミニトークが。
会場の仏人の人から
「老若男女がみんな混じってパーティー(地域のお祭り)をするのが素敵だと思った」
との感想で“あ、そうかも”と思ったり。
活気ある時間、やっぱりトークはこうでなくちゃ!
これ、監督が来れてたら面白かっただろうなと思います。
今夜の嬉しい発見、
挿入歌として使われていた砂川恵理歌さんの唄。
帰国したらCDをあさるのだ!
あと、泉谷しげるの〝春夏秋冬〟を唄った
これもいい。
春夏秋冬好きなんだよねー
しかし忘れてはならない今日の出来事
◉警察を呼ぶぞ!
J'appelle la police!
ジャペル ラ ポリス!