南仏で、拠点として滞在させてもらったのが
アンティーブの岬一帯にある別荘地。
ここに滞在していているお二人が〝数日来てもいいよ!〟と
声をかけてくれたのがきっかけ。
今回南仏は諦めていたのでこの機会、有り難かった!
この別荘地一帯、もともとは300年来のオリーブ林が広がっていて
現在もこのオリーブを活かした造りの別荘が多かった。
300年前って日本でいえば赤穂浪士、徳川家五代目から六代目へ。
この辺がどんな人達が歩き回っていたのでしょう...ベラベラ喋っていそう。
こんなに大きなオリーブの樹、初めて。
横に広がっていくたくましさ。
庭。
みかんやオレンジ、オリーブ、家庭菜園、ハーブ。
食べれるものがいっぱい...!
ラヴ♡無農薬♡
お隣さんはロシアのMフィアさん?
日本では893と省略したりしますよ。
近所の小径。
オリーブ先輩達が並ぶ道を歩いていくと...
海!
もう少し暖かければなぁ。
ニース市街地の向こうに雪山が見える。
庭に生えていた何か。甘酸っぱい。
男性陣には不人気(親近感)。
アンティーブ市街地にある港。クルーザーが沢山。
お金ってあるところにはあるんっすね。
急に日が暮れて、この港からどこかに売り飛ばされやしないかと
怯えて市街地に戻る。
(誰も三十路にそんなことはしない)
(のはわかってるんですがね)
南仏の人ってイタリア人のような風貌をしていたり、
市街地には夏の強い日差しを避けるような街並が。
人間が時代によって国境をひいたりはするけれど
人や食べ物や暮らし方はやはり自然に沿って広がりを見せる。
普段はアパート暮らしの冴えない私めが
のんびりとこんな別荘地に滞在できて幸せでした。
何が豪華って、特別なことをするでもなく
天気のいい日に海辺を歩いてみたり
(サイクリングしてる人も多かった)、
静かな夜に暖炉を灯して、この土地で穫れる食べものを料理を頂いたり
(アペリティフから始まってデザートまで3〜4時間かける)、
夜は星がきれいだったり。
いつも静かで、耳がすごく休まった気がする。
カンヌやモナコも近かったけど、多分行っても面白くなさそうだったし
行かなくてもこんなに南仏がもこもこと私の中にある。
いつか温かい時期にも来てみたい。
◉さみ〜!
Ca caille!
サ カイュ!
南仏は暖房設備が整っていないので、寒い日は本当に寒かったです。