今日は観光バスに乗って歴史の日。
20ユーロで1日乗り降り自由の観光バスです。
(日本語音声ガイド付き)
メルケル首相の住む首相官邸なども見つつ…
途中下車したのは『壁博物館』。
ベルリンの壁にまつわる展示です。
壁崩壊時の写真達は圧巻でした。
東から入ってきた一家の車を西のみんながぎゅうぎゅうに取り囲んで
ばんばんと車を叩き祝福する光景と車内の家族の笑顔、
東西の兵士達がお互いの帽子を交換し被せ合う姿、
壁の上から女性へ花を一輪手渡す兵士、
壁付近で数十時間演奏し続けたチェリスト。
胸がいっぱいになったと同時に、
いっぱいどころか押し潰され
本当に愛すべき人と永遠に会えなくなってしまった人たちがどれくらいいたことか。
報道写真家の故・山本美香さんの机にメモで"報道写真=抑止力"と貼ってあったようですが、
報道写真の力にパンチを喰らいました。
その後『ユダヤ博物館』へ。
ここの建築必見です。
3ユーロで日本語のオーディオガイドが聴けるのですが、
建築家の意図が明らかに。
ユダヤの文化を十二分に讃える現在のドイツに、そのやり方に拍手。
月曜は22時まで開館。
点数が多いので3〜4時間見てヘトヘトになり出口を出ていたら、警備のおじさんが
『まだいたの?もう眠たいでしょー』
と声をかけてくれました。
おかげで化粧も落とさずバタンキューです。

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