2013/12/05

続!第一日曜日は美術館無料でデーやデー

今月もまた第一日曜日がやってきた!ヤァヤァヤァ!
「中世の彫刻は素朴で、また違った魅力があるよ」と教えてもらったMusee de Clunyへ。
オーディオガイド日本語あり1€。

日本でも展示が行われていた、
このタペストリーを収蔵する美術館。


この辺りの彫刻を見ていたら
〝仏像展〟のことを思い出しました。
文字も知らず皆が教育を受けたわけではない時代、
いかにわかり易く信仰を伝えるか。
美に偏るのではなく、民との距離を縮めることが大切。
(という印象)

ステンドクラスを集めた部屋。

「いやぁ、数百年土の中にいたのでちょっとね。
前大統領夫人(カーラ・ブルーニ)みたいに
今は色々顔に打ってふっくらさせたりできるんですって?」
日本に帰れなくなったら怖いので会釈だけして通過。




ローマ時代の影響か?共同風呂。
天井まで20mくらい?
隣がジム室のようになっていて、鍛えて熱くなったら
この広い部屋で涼む、を繰り返していたらしい。

作品「kanji 山」。
本当は古い柱。




印籠型。各地に助角実在か?

液体が入るもの。

花の部分が金箔を延ばした職人技の光る一品だそう。




このお子様はイエス様かなぁ。
印象がかなり違います。
でも何が人に響くかわからないものね。

D'accord.(わかりました)





盾と鎧。

点字や触って鑑賞できるところもちらほら。

パラパラ漫画風か。







◉心静めて
 Reste zen.
    れストゥ ゼン

禅という言葉が少し違って広まり定着しているようで
〝心を静めて〟〝リラックスして〟
という意味で使われるようです。
もし「Zen...」などど耳元で囁かれたら...一気に格好悪く見えそう。
仏男子の皆様よ、もし日本女性を口説く時は使わない方が◎





対しまして、思い出した仏像展。
いかにシンプルにわかり易く民衆に、ね。
円空と木喰かっこいい。



↑これを広げると↓








2013/12/04

俺の歌聴いて


伝わるか分からないけれど書いてみようシリーズです。


ある日のこと、夕方の通勤ラッシュの時間帯にメトロに。
混雑していたし疲れていたので、
何本か見送り、ようやく少しだけ空いている車両がきたので乗り込みました。
すると、何故その車両が少しだけ空いていたのか理由がわかりました。
車内弾き語りのお兄ちゃんがいたからでした。
(車内の音楽家は無許可の人々)

しかもオレオレっぽい男性で、
英語の歌を格好よさそうに(それはよさそうに)弾き語っている。
〝だから空いてたのか〟
メトロと彼の歌は進んでいきます。
私は疲れ、心も閉じ気味です。

次の駅のホームには、更に沢山の人がホームで待っていました。
ドアに近かった彼はギターで歌いながら、歌をうまいこと途切れさせずに降車しました。
〝そこ、途切れさせたくないよねー、kodawari、oreore(rは仏風に)〟
と彼をエールと共に見送ったところ、
何とオレオレ君は駅の名を見てまた戻ってきました、ギターで弾き語りながら。
〝間違えたんかーい!また乗るんかーい!〟
車内はぎゅうぎゅう、どことなく皆も同じ気持ちだったみたいで
するとそれを察したのか歌い続けるオレオレ君はギターの角度をシャッと立て体積を縮小
「皆さんに迷惑はかけませんし、俺は俺で歌い続けます、シンガーですから」
という表明を(したように見えた)。
皆が少しずつ隙間を空けて、彼は扉ぎりぎりに乗車
(背筋を使って扉が閉まるのを待つ感じ)。
そして扉が閉ま、らない!
前の電車が詰まっているのかなかなか発車しません。
彼はラブソングを歌い続けます、シンガーですから。

そんな状況にも屈せず、むしろヒートアップする彼に
車内からも同情する目線や微笑みが飛び交い始めた頃、
オレオレ君越しに、ホームで官能的な接吻を交わす恋人達が映り込んできました。
どう官能的かと申し上げますと、ほとんど動かないのです。
彼女は彼の首に、彼は彼女の腰に腕を回し、
唇のみ、ほんの時々、わずか数ミリ単位で、動かして、いる様なのです。
まだ17時台です、世界と世間は。
ピントを前にずらすとオレオレ君は歌い続ける、愛の歌英語de。
先程までの疲労はどこへやら、ピントを前に後にずらしながら
発車しない/オレオレソング(もはや真っすぐで憎めない)/官能、
というこの状況をただ感じることにしました。
電車が出発したのはもうしばらくしてから。
次の駅に着く頃、近くにいた男性がオレオレ君を讃えてチップを。



◉その女性と同じものをお願いします(食事オーダー時などに)。
 Je voudrais le meme plat que cette dame.
    ジュ ヴドれ ル メーム プラ ク セットゥ ダム



疲れがどっかいったのは、君(オレオレ)の歌の力かもしれないね。




チョコ有名店の店先。




2013/12/03

あの人はこの人?

シャネルのパリコレでスナップしたこの男性、
有名人やモデル達に混じってキャラクターっぽい人なのかなと思っていたけれど...


建築家だったみたい!

63歳には見えないなー

帰国したら銀座シャネルを見直したいと思います。




◉お家の中、案内してくれる?
 Tu me fais visiter?
    テュ ム フェ ヴィジィテ


フランスでは初めてお家におじゃました時、ざっと見せる習慣が割とあるようです。

   


ご近所のRさんと、Rさんに教えてもらったこの土地のこと。


前出の、ご近所が発覚したRさん(友人の友人、パリで初対面)。
最初に〝お会いしましょう〟となった時、ご自宅に招いて下さいました。
建物の扉を開けると、庭のような空間が広がっていてびっくり。
そしてその一角に石畳の階段が。
あとで教えてもらったのですが、
半世紀程前の写真集にそのままの景色で記録されている。

(階段に合わせたカーブの手すりも昔と変わらぬままに)

当時この辺り一帯は繊維業に関わる人が多く住んでおり、
この建物にも少し前までそんな作業場があったそう。


扉を開けた時の世界がふっと変わる感じ。
建築の面白さ。
古い物件の醸し出す空気感。(パリでは古い物件の方が魅力的とされる)
そこで暮らす、日々を過ごせるということ。

Rさんは元々アコーディオンの勉強で渡仏され、
今は旦那さんとお子さんと3人で暮らしているそうです。
少しだけアコーディオンを弾いてもらったのですが
流れるように、さらさらするする音の曲線がドラマティックで。
ダンスの上手な音というか。
いつかライブでもっと聴いてみたい。

この初対面の時、何気なくRさんの笑顔が素敵で
厳密に言うと笑顔に面白いことが好きそうな抜け感があって、
後日メールの最後に好きなお笑い動画を添付したところ
Rさんこそ面白い動画を沢山知っていらっしゃって!
以後動画の交換をちらほら。
人生にユーモアと美味しい食べものは欠かせないですもの、ねー。

話は少し戻りますが、Rさんに見せてもらったWilly Ronisという写真家の写真集。
半世紀程前にこの辺り一帯を撮影したもの。
古いものが沢山残っているパリ。
建物もそのまま残っていることも多いし、一見今と変わらないようにも見えるのですが
今との違いを感じたりもして。
映っている人や物や暮らしが、世界が混じり合う前の、
今では見ることのできない光景。
情報過多になる前の人々の姿や表情、
それでも当時超都会だっただろうパリっ子達の姿や表情、
もともとこの土地に生きていた人々(今はかなり人種が混じっている)、
今ほど大量生産されたものではない衣服やその仕立て、
今でも人の関わりが強そうなパリだけど
その関わりがもっとシンプルで強そうなものだったり。
ネットで拾った写真集の画像をいくつか。








◉雨が降っている
 Il pleut.
    イル プル




Je t'aime Belleville 餃子!


Salon des Vinsを楽しんだ夜、足がBellevilleへと向かいました。
目的は...美味しい餃子を食べに!

Bellevilleって“治安が...”というイメージだったけれど
今回の滞在でその印象ががらりと変化。
今や私の胃袋を満たしてくれる街。
徒歩圏内でもあるので足繁く通っております。

この日の餃子会、Rさんが誘ってくれました。
このRさん、もともとは友人の友人で〝パリに行ったら会ってみてね〟と
こちらに来て知り合った方。
メールで何度か連絡を取り合い、いざ会おうとなったとき
なんと家が超ご近所(通り一本違い)なことが発覚。
この話はまた書こうっと。
で、Bellevilleの餃子です。

セロリの入った焼餃子。
左が豚肉、右が牛肉。


《阿国餃子館》
お店は19時からですが、この日は20時過ぎには入店待ちの列が。
お持ち帰りも出来るそうです。
皮が薄いのにハリがあって、中身はセロリのあっさりさとお肉の協奏曲。
(コメントを求められていないのは存じ上げております)
炭水化物好きには白ごはんとの組み合わせ、
まるでお口の中が爆竹で祝っているようでした。
(そう言ってみたいだけですが、美味しかったことに間違いはありません)
帰国前にまた行って、白ごはんと共に頬張ろうと思います、◎。



帰りに寄ったギャラリー?ショップ?にいたうさぎ。




◉完璧でした!
 C'etait parfait!
 セテ パるフェ!




みんな餃子のことRavioliって呼んでる。寂しい。
うさぎより。





2013/12/02

Salon des Vins 2013

こちらで知り合ったTちゃんに声をかけてもらって
Salon des Vins(Salon de Chocolatのワイン版!)に行ってきました。
仏最大のワイン見本市です。


最寄り駅に近付くにつれ、メトロの車内でもサロンドヴァンに行く人が明確に。
皆さん空のゴロゴロやカートを引いていて、
どうやら帰りはたんまりとワインを入れて帰るようなのです。

入場3€。
入り口でグラスをもらって、試飲練り歩きの始まり!
仏各地から1000軒近くはあろうかというブースが立っていました。


野球場くらいの広さ?の会場。
プレートに地名や種類が書いてある。

ピースが好きなんでしょう?

正面から撮れなかったけれど
このムッシュ達コロコロとしていて魅惑的だった。
マスカットのお酒を製造。




えー、そしてですね、ワインにも合う食べ物販売ブースもあるわけでして...



チーズ、生ハム、ソーセージ、デコルテ。

ワインと、美味しい食べ物と、デコルテが揃って
初めて夜が始まるのよ。

奥のパンの大きさは大きめリュックくらい。
食べものってある程度の量以上で作ると美味しく仕上がるというけれど
このパンの味やいかに。

フォアグラサンド。
お腹が減ってなかったので味見のみ。

牡蠣。おいひー



いろんなワインの味や香りの違いが面白く、途中
「この子は女子校育ちね」
「私はもっとボルドーみたいな、毛むくじゃらの野性味溢れる男のような味が好き」
という会話に流れていきました。
ワインだけでなくシャンパンの生産者さん達も沢山来ていて有り難し。
結局『これは!』というワインには出会えなかったのでお買い上げはなし。
でも飲み比べは本当に面白いのでこの時期にいらしたら是非。




◉ワインいる人!
 Qui veun du vin?
    キ ヴ デュ ヴァン?



小話ですが、昔バルセロナ近郊へ行ったとき
葡萄畑の人が取り忘れた葡萄が腐っておらず
それを採取して作ってみた貴腐ワインが最高に美味しかったです。



ちなみにフランスではボジョレー・ヌーボーは全然盛り上がりません、
最低でも2〜3年前のから美味しくなるからだとか。